親友のいたずら

「心友のいたずら」

やんちゃなおじさまの話。

下半身不随の車椅子生活。

幼い頃の心友のいたずらで下半身不随の生活に。

リハビリセンターで仲の良くなった方がいる。

お互いがトレーニング室で気になっているどうしだった。

その方は見た目少しやんちゃなおじちゃま。

耳にはピアスを開けていて金髪。

やんちゃな感じでしょ!

その方とはトイレで出会った。

トイレが狭かったので二人でもいっぱいいっぱいになってしまう。

その方は「ごめんね~」って。

僕は急いではなかったので。

「ゆっくりどうぞ」

そこで話しは少し弾んで何故かお互いの病気の事になった。

彼は何故車椅子になったかを話し始めた。

それは心友の軽はずみないたずらが引き起こしたものであった。

心友も苦しい思いをしたと。

それ以上に彼の方が苦しい思いを。

何処にこの苦しさをぶつけていいのか。

僕も聞いていて苦しかった。

ほんの軽はずみの心友の一瞬のいたずらが彼の人生を狂わしてしまった。

小さないたずらとはいえ、これは大きな代償になってしまった。

リハビリセンターには色々な人生を背負った方が来ていて、それを乗り越えようとしている。

色々な辛いドラマみたいな本当の話が隠れている。

その時に人生って本当に重いんだなって再認識させられた。

今まで何を考えて生きてきたんだろう?って。

やんちゃなおじちゃまは心が強いんだなって思った。

僕もめげている場合ではないと。

おじちゃまの笑顔に力を貰った気がする。

また会いたいな!!

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