「プレゼント」
あまりにも
普通過ぎるから
忘れてた
この瞬間が
プレゼントだね
(この瞬間が来る事がプレゼントなんだよね、
「プレゼント」
「押し入れ」
「押し入れ」
押し入れの
奥の思い出
取り出すよ！
懐かし覗き
手を伸ばしてく
「色」
「色」
目で遊び
歌って抜けて
音もなく
光り握り持ち
筆に転がり
「焚き火」
「焚き火」
夜空の中に
ゆっくり静かに
溶けてゆく
暖かく優しく
心の奥に
「目覚めの切符」
「目覚めの切符」
行き場所を
違った切符
手にしたよ
改札ぬけて
切符を切ったよ！
「涙が眠ってた」
「涙が眠ってた」
知らなかった
こんなに涙が
あるなんて
鮮やか広がり
光りが落ちる
「病院の窓」
「病院の窓」
喋らない
ずーっと無口が
病院の
大きな窓の
静かな口癖
「自然の中」
「自然の中」
沈んでいくよ
時の隙間の
落ち着く風に
心の波紋が
えくぼを光らせ
「青空に結ばれる！」
青空に結ばれる！
青空の中を
振り向かず
溶け込んで
吸い込まれてき
そして結ばれてゆく
「簡単」
「簡単」
なんでもが
簡単だとさ
楽だしさ
真っ直ぐだとさ
考えないし