「ラジオ体操」
夏休み
母子が喋る
朝の道
昔の自分が
蘇ったよ
ラジオ体操
滑り台
「滑り台」
公園で
空に近づき
楽しんで
滑った風を
肌で感じて
サイコロ
「サイコロ」
迷わずと
手から離れる
賽の目が
自分の行方を
静かに転がる
街
「街」
あの頃の
幼い僕を
知ってるよ
夕暮れ時の
別れぎわまで
ゴール
「ゴール」
それぞれの
歩幅で進めば
いいじゃない
焦らず向かう
自分のゴール
夏
「夏」
朝焼けに
虫が鳴いてる
夏休み
眺める空に
涼しく響き
暇つぶし
「暇つぶし」
のんびりと
ゆっくり回る
秒針を
静かに過ごし
刻を見つめ
印鑑
「印鑑」
手が出るね
押したくなるよ
印鑑って
幼い頃は
そこらじゅうにね！
ケセラセラ
「ケセラセラ」
考えず
浮かんだ星を
眺めては
なるようになるさ
ケセラセラ
人生
「人生」
掃除して
歩きやすくて
気持ちいい
前へ前にと
時は進むよ