朝日

「朝日」

澄んだ空気

ゆっくりと感じる時間

静かな心と風が流れ

明るさが気持ちと共に増してゆく

吸いこむ空気が心地良く

一日の始まりが来る

「氷」

一瞬の花を

光に輝かせて

屈折の限りを尽くし

目を楽しませてくれ

姿を変え溶けてなくなる

ほうき

「ほうき」

チリやホコリなどは当たり前

そして

見えないものまで集めてくれるかも

もしかしたら「気持ちかも」

ひょっとしたら「飛ぶことだって!」

小雨

「小雨」

涼しく心地良い

気持ちも落ち着いて

目を瞑れば雨音が耳に響く

雨と土の匂いが溶け合った匂いが鼻に気持ちよく残り

風に流されたとき

雨となる

和音

「和音」

繋がる響き

重なると「色」や「景色」「香り」など

心地良い

震えるように

頭のスクリーンに映り

そうして

細かく揺れる

楽しかった時の

幼い頃の記憶とともに

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