「朝の声」
朝深い
枕元には
朝の声
静かが耳に
沈み込んでく
朝の声
カタログ
「カタログ」
沢山の
高額商品
写ってる
僕は買わずに
楽しく見るだけ
手
「手」
色々と
作って磨く
細やかさ
フッと心を
和やかにさせ
繋がる
「繋がる」
今日も
一息ついて
デスクで
微笑み繋がり
いつもが始まる
紫陽花
「紫陽花」
雨空に
映える「紫陽花」
鼻歌と
葉が玉垂れを
静かに遊ばす
猫
「猫」
気がつけば
猫が座布団
占領し
時間気にせず
たっぷり昼寝し
満員電車
「満員電車」
列車の時刻も
乗り降りも
いつものように
「満員電車」
いつもの顔が
足りないと
何か寂しく
今日が始まる
雨音３
「雨音3」
雨音も
耳を澄まして
静かに聞けば
心が浮いて
全て無になり
(今まで何回も聞いてたのにね)
さくらんぼ
「さくらんぼ」
水無月(みなづき)の
実る甘さに
心も喜び
綺麗な色艶
青天に映え
文字
「文字」
筆滑る
自分の記憶
紙に乗り
ゆったり書いた
心の思い