「ぴーん」
心地良く
宇宙に向かって
伸びてゆく
笑顔をのぞかせ
上を目指して
ぴーん
朝の小鳥
「朝の小鳥」
落ちついた
静かな宇宙に
囀るね
心に響いて
気持ちが晴れる
昼寝！
「昼寝！」
横になり
窓から覗いた
深い宇宙
静かに覗いて
瞼がおちてく
水溜り
「水溜り」
覗き込み
静かに見えた
深い宇宙(そら)
波紋とともに
時が輝く
風
「風」
葉と風の
遊ぶ音届き
力が抜けてく
肌さわる時
心を休ませ
覗いた宇宙(そら)に
我おさまる
水溜り
「水溜り」
宇宙(そら)写し
静かに輝き
風吹いて
波紋をつくり
心和ませ
昼寝
「昼寝」
静けさが
宇宙(そら)のリズムに
心奪われ
眠気を誘い
気がついた時
夕陽に包まれ
「宇宙」そら
「宇宙」そら
何気なく
静かに広がる
青空見つめ
ゆるりゆるりと
心が安らぎ
皆既月食
「皆既月食」
ちっぽけな
自分を見上げた
気がしたよ
影に隠れた
大きなため息
「距離」
