「簾」すだれ
風吹けば
夏空揺れて(ゆれて)
窓越しで
涼しく聞こえ
肌に触り
Welcome to the Hayamix world!
「簾」すだれ
風吹けば
夏空揺れて(ゆれて)
窓越しで
涼しく聞こえ
肌に触り
「葉っぱ」
葉っぱはね
風とお喋り
してるんだ
そよそよカサカサ
のどかな声で
「飛ぶ」
涼しくて
自由な風が
手に入り
見下ろす景色
独り占めだよ
「届かず」
毎日が
風吹くように
過ぎてゆき
ふと振り返れば
時が流れて
「鈴音」
思いがけぬ
風になびいて
耳に残り
心に落ちて
静けさ光り
「風鈴」
夏の風
縁側と友に
つかまえて
涼しいひと時
耳に残して
「弱音」
そんな事
無いと思えば
気が晴れる
風に流れて
溜め息と消え
「歩む」
見つめる先に何かある
きっと心が揺れるもの
それは誰もがわからない
風のように歩むでも
振り向く先には
思い出がある
(散文詩)