どんぐり

「どんぐり」

土から力を蓄え

光を葉からもらい

大きく育った「どんぐり」

重みが自分に勝てず

地に落ちる

また来年ね!

黄昏

「黄昏」(たそがれ)

心の中の世界

自分の落ち着く深い場所に

とどまったその時にやってくる

見えない静かな世界がやってくる

ながれ

「ながれ」

昔の流れ

今の流れ

そしてその流れを感じながら

生きている自分

これから来る流れは

楽しいものなのか?

苦しいものなのか?

流れだけだけが知っている

ほんの一瞬先だけが知っている

くもり

「くもり」

いつも晴れているより

いいかもしれない

心が落ち着くかもしれない

澄み渡った空よりも

何かが見つけやすいかもしれない

見つけたいものは

光っているからね

「光」

闇があるから光がある

そうして

影があるから光が見える

そうして

皆んながいるから光になる

そうして

大きな光に気づく

焚き火

「焚き火」

くらい心の中に灯っている

とても暖かく

そしてとても明るく

みちしるべとなって

僕の微かな未来を見通して

くらい道を照らしてくれる

ゆらいだオレンジの炎で

心を暖めて

そっとそっと見つめている

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